風をあつめよう 1年
2021年2月3日 13時51分2月2日(火)と3日(水)、生活科の授業で1年生が外で元気に活動をしました。
白山神社に冬を探しに行った子供たちは、冬になると冷たい強い風が吹くことに気づきました。冬を探しに行った子供たちの様子はこちらから・・・
冬を探しに 1年 - 磐田市立豊浜小学校 (city-iwata.ed.jp)
2月2日(火)、この日はとても強い風が吹いていました。子供たちは厚手の袋を手にして、風を集めようと外に出てきました。この日の学習課題は「風をあつめよう。」
袋を持って走る子、吹いてくる風を集める子、いろいろな方法で風を集めました。
すると、風をたくさん集めるためには、風が吹いてくる方に袋の口を向ける、袋の口を走る方向に広げて走る、袋の口を大きく広げるなど、いろいろな方法がある事に気づきました。また、同じ向きから風が吹く場合が多いことに気づいた子もいました。
子供たちはこの活動の後、次の学習課題を導きました。
「もっとたくさんの風を集めるにはどうすればいいだろう。」
2月3日(水)子供たちはまた外に出てきました。
前日使った袋が全部つながっています。
これでたくさんの風を集めるというのです。
全員で協力して風を集めます。
一瞬できたふくらみを見た子が「マシュマロみたい」と叫んでいました。
持ち上げたり下ろしたり、走ったり止まったり、子供たちは全員で声を掛け合い、風をたくさん集めるにはどうすればいいか考えながら活動しました。
最後にたどり着いた方法は、地面に袋をひろげて周りを押さえ、風上の一か所だけをひろげると・・・
風をたくさん集めることができました。子供たちは大満足!
目標が達成できた瞬間でした。
1年生の皆さん、風を通してたくさんのことを学びましたね。
風は空気の流れ。気圧の高い所から低い所へ空気が移動すると風が起きます。
1年生の子供たちは、活動の中で風に関する様々な体験を重ねました。将来、この体験は、空気の存在や、気象現象・自然災害への理解につながっていきます。
小学校学習指導要領には、生活科の目標が以下のように定められています。
具体的な活動や体験を通して,身近な生活に関わる見方・考え方を生かし,自立し生活を豊かにしていくための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
⑴ 活動や体験の過程において,自分自身,身近な人々,社会及び自然の特徴やよさ,それらの関わり等に気付くとともに,生活上必要な習慣や技能を身に付けるようにする。
⑵ 身近な人々,社会及び自然を自分との関わりで捉え,自分自身や自分の生活について考え,表現することができるようにする。
⑶ 身近な人々,社会及び自然に自ら働きかけ,意欲や自信をもって学んだり生活を豊かにしたりしようとする態度を養う。