学校日誌

5年 研究授業

2019年10月23日 16時52分

10月23日(水)、黒田哲生教諭が5年国語の研究授業を行いました。
取り上げた単元は「大造じいさんとがん」です。
授業の目標は、次の2つです。
・登場人物の心情がもっとも変化した部分について叙述をもとに考えようとしている。
・叙述をもとに、登場人物の相互関係を捉え、心情の変化をまとめている。
です。
この単元では学習を通して「みりょくカード」を作っていきます。
「みりょくカード」は、「大造じいさんとがん」がもつ魅力を紹介するために作ります。
黒田教諭が見本を見せて説明しています。

前の授業では、大造じいさんの心情が変化したのはどこか全員で探しました。
最初にそれを黒板に貼って確かめ、授業のめあてを確認します。
今日の授業のめあては「大造じいさんの心情が大きく変わったところはどこでしょうか」

子供たちは、課題を考えながらグループで音読をしました。


まず自分の考えを、理由もつけてワークソートにまとめます。


自分の考えたところに、名前が書かれたマグネットを貼りました。

ここで授業者は、さらに子どもたちに考えさせました。
「大造じいさんの心情が『最も』大きく変わったのはどこでしょうか」。
この活動は、作品の山場そして魅力を探るため、そして次の授業で「みりょくカード」を作成することつながります。

子供たちは真剣に考えます。グループで自分の考えを発表し合います。



それぞれの子供が、根拠をもって自分の考えをワークシートにまとめることができたので、再度、自分の考えの所にマグネットを貼りました。

グループや学級全体で意見の交換をした結果、考えがかわった子供が半分くらいいました。
授業のまとめは次の授業で行うことになりましたが、「みりょくカード」作成につながる学習ができました。

放課後、職員が集まり授業の反省をしました。
グループに分かれ、授業の振り返りを行いました。


話し合った内容を紹介しました。



この日の5年生はとても真剣に授業に取り組んでいました。
さすが5年生。素晴らしかったですよ。